日本国内外のサッカーの試合を今ではテレビやインターネットなどで気軽に観戦できるようになりました。そこではさまざまなチームのユニフォームを着用したプレーヤーたちが躍動しています。ところで選手を見てみると、ユニフォームの着こなしにいろいろとこだわりが見られるのです。どのようなこだわりがあるのかについて、ここで解説していきます。
1.長袖のユニフォームを着る選手
基本的にサッカーのユニフォームは半そでといえます。なんといっても広いフィールドを長時間休みなく走り回るので、汗を大量にかくからです。さすがに冬の厳しい寒さの時には長袖を着用する選手も少なくありません。しかしシーズン関係なくいつでも長袖を着用している選手も少なくありません。
1-1.長袖のユニフォームを着る理由とは?
長袖のユニフォームにこだわるのは選手によって、いろいろな事情があるでしょう。しかし大きいのはけが防止とパフォーマンス向上のようです。サッカーは屋外で行うスポーツです。雨や雪が降っているような状況でもずぶぬれになってプレイしないといけません。ずぶぬれになると体が冷えて、筋肉がこわばる恐れもあります。筋肉をしっかり動かせないことでパフォーマンスが低下してしまう、無理な動きをしてけがする恐れも出てきてしまうのです。それを恐れて、ずっと長袖を着用する選手も見られます。
1-2.重ね着する選手も
しかし世界的なトレンドを見てみると、長袖のユニフォームは減少傾向にあります。たとえばアメリカからカナダにかけて開催されえているMLSというプロのサッカーリーグがあります。こちらでは2018年を持って、長袖のユニフォームが禁止になりました。長袖の需要の減少がルール改定の背景にあったようです。
そこで近年長袖の代わりに増えているサッカーの着こなしとして、レイヤースタイルがあります。レイヤースタイルとは半袖ユニフォームの下に同じ色のアンダーシャツを着こなす手法です。アンダーシャツの中でトレンドになりつつあるのが、コンプレッションウエアと呼ばれるものです。伸縮性の高さが特徴で、どのシーズンにも対応しています。夏に着れば紫外線対策や速乾吸収性でいつまでもさらさらとした快適な着心地を維持できます。冬に着用すれば保温性があるので、寒い思いをせずに済むでしょう。
2.着こなす前にユニフォームの規定も覚えておこう
サッカーユニフォームには規定があります。草サッカーなど非公式の試合であれば別に気にする必要はないかもしれません。しかしカッコよく着こなすのであれば、ルールにのっとったユニフォームを着用したほうがいいでしょう。ここではJリーグの規定について紹介しますので、ユニフォームを制作する際の参考にしてください。
2-1.シャツ
シャツはかなり細かな規定があります。まず袖のあるシャツを着用することになっています。ノースリーブは認められていないので夏場の試合など、暑いからといって袖をまくってプレイすることはJリーグでは認められていません。またワンピースタイプといって、シャツとパンツが一体になっているようなものも禁止です。
また色に関しても規定があります。とくに注意しないといけないのは黒に見えるユニフォームは禁止である点です。これは審判の着用する色なので、区別できなくなるのを防ぐためです。元々黒はもちろんダメでが、雨や汗で濡れる、夜間暗い中で黒っぽく見える色合いのものも禁止されています。
2-2.アンダーシャツ
寒さ対策などアンダーシャツを着用してプレイする選手も多いでしょう。アンダーシャツについても実はいくつか規定があります。まずシャツと同じ色のものにしなければなりません。ただしチームによっては複数の色をシャツにあしらっている場合もあるでしょう。その場合には主たる色と同じのアンダーシャツであれば問題ありません。
アンダーショーツも寒さ対策やけが防止のために着用している選手が増えてきています。アンダーショーツもショーツと同じ色のものを着用しなければなりません。同系色でも色が異なっている場合は認められないので注意してください。
3.まとめ
ユニフォームにこだわりを見せるプロ選手は結構います。あこがれの選手と同じ着こなしで、自分もプレイしてみるのもいいかもしれません。ただしユニフォームには規定があります。とくにチームでユニフォームを制作する際には、ルールを理解し、規定にのっとった形で作ることをおすすめします。
「株式会社イルマックス」ではサッカーユニフォームのオーダーメイド制作を手掛けています。オーダーメイドの場合、細かなところまで要望をいろいろと伝えたいと思う人もいるでしょう。そのような場合、ZOOMなどを使ったオンラインによる打ち合わせにも対応しています。お店に来る時間がなかなか作れない方でも柔軟に対応しています。デザインが確定してから最短2週間で仕上げ発送するなど、短期の納品も行っておりますのでまずは、お気軽にお問い合わせくださいませ。